ーイーアスつくばにて初演ー
2012年3月18日(日)15:00~16:00Live
アトラス・ハンディクラフト・コンテストの第二部
AnoraLive
300人あまりのみなさんの前で熱唱するアノーラ!
岐阜県や、埼玉県からのファンもかけつけました。
歌の最後に「去年の3.11の時に、両親からウズベクに帰国する
ように言われたが、がんばっている日本のみなさん
んのために日本にいることを決めた」として、「ふるさと」
を歌いました。涙する人もいました。国は違いますが、家族を
想い、国を愛する気持ちは一緒だと思いました。
Anora Liveのアノーラ |
ハン・アトラス物語
アノーラ・武藤智史(パーカッション)・細川一樹(ギター)
昨年、秋から温めていた企画「ハン・アトラス物語」。
ハン・アトラスは、「ハン・アトラス」とはシルクの布。ウズベキスタンの女性なら1枚は持っている晴れ着の生地。日本の絣と同じです。
アノーラと初めて会ったときに、王女さまと織物職人の美しい物語にキラキラした目で、ハン・アトラスの話を聴かせてくれました。
こんなに嬉しそうな顔して話すアノーラ。アトラスは、ウズべキスタンの人々の心の布なんだと、その時感じました。
異国の地で、がんばっているアノーラが「アトラスの物語」を語っている時は、遠い故郷を思い起こし、心の安らぎが生まれるのではないか?そして、誰も知らないアトラス布の伝説を日本の皆さんに知ってもらいたい。そう思ったのが、この物語を作ろうと思ったきっかけです。
そして、アノーラが母親や祖母のから聞いた話をもとに、ストーリーに仕上げ、
この物語が生まれました。
《企画・原作:杉浦弘子》
左から細川一樹・アノーラ・武藤智史 |
この物語に賛同してくれたのが、武藤智史(パーカッション)さんと細川一樹(ギター)さんです。賛同というより、なかば頼み込むという形で、一緒に楽曲作りを仕上げてもらうことにしました。
3月18日のアトラス・コンテストのステージでこの物語を披露したいということで、東京農工大の川端良子先生にお願いし、今回のステージが実現しました。当日は、ウズベキスタン大使夫妻も来られました。
「ハン・アトラス」とはシルクの布。ウズベキスタンの 女性なら1枚は持っている晴れ着のこと。後ろにあるのが アトラス生地。 |
こどもたちが物語に聞き入ってしました。目をつむって聞く人、 写真を撮る人、いろんな方に楽しんでいただきました |
こどもたちには初めての物語。 楽しんでもらいました。 |
アトラス・ハンディクラフト・コンテスト
アトラスコンテスト表彰式
300近いクラフトの応募の中、10名の受賞者の表彰式でもアノーラが2曲歌いました。このアトラス・コンテストは、ウズベキスタンの女性の自立を支援する
ことで、東京農工大学とJAICAで推進しているプロジェクトの一環です。
ウズベキスタン大使夫妻の前で歌うアノーラ |