カフェのカリスマ「大谷秀政」
8月22日(土)テレビ東京
22:30~23:00
春は、桜が咲く頃から取材を始め、夏本番の8月22日に完成。なんと4ヶ月近くも取材したことになります。この番組枠は、料理人さんや陶芸家、ガラス職人など様々なモノづくり、表現者が登場しますが、今回の番組は、直接モノを作らない人。カフェを作るといっても、トンカチで店を造る人でもないし、カフェの料理を作る人でもない。
要するにプロデューサーなんですね。
プロデューサ-は映像に映らない・・・・そうなんです。映らない。でも面白い人。
大谷さんは、渋谷の東急ハンズ周辺の裏渋谷という場所を中心に、カフェやライブハウスを10軒持っています。
有名なのは「宇田川カフェ」という元祖夜カフェ。朝5時までやっています。もともとミュージシャンを抱えていて、彼らが集まったり、打ち上げをやるカッコイイ店がなかった。それで15年前に造ったといいます。
当時、打ち上げといえば「北の家族」とか居酒屋さんしかなく、コーヒー大好きだし、それならカフェを作ろうということになりました。
宇田川カフェが成功すると、自分の居場所がない。それで、また新しい店を開く。その繰り返し。
店は店長にまかせっきり。季節に1度くらいしかいかないといいいます。「だって、社長が、しょっちゅう来てたらいやでしょう」そんなふうに言いのける。
ワンマンでありながら、人に任せるという放任主義。そんな大谷さんを追いかけたドキュメンタリーです。
ドキュメンタリーといっても情報系ドキュメントが正しい。料理の値段やキャッチコピーもボンボン入るし、エンターテイメント情報ドキュメントというんでしょうか。
番組後半は、上海出店のお話・・・
上海にカフェ&クラブ「上海ローズ」を作りましたが、ややこしい中国の商取引に嫌気がさして、撤退することになりました。
中国のビジネスは難しい。契約書なんてないのも同じ、くるくる条件や金額も変わる。そんなこともあり、2億の負債を抱えて撤退。
ここ重要だけど番組ではカットされました。グスン!!そんなこんなで完成しました。