2011年8月22日月曜日

松島からこころの支援(宮城県松島)

松島からこころの支援 
松島プチホテルびすとろアバロンに滞在して


7月29日に石巻を訪ねた時のこと。前々より東京で宿を探してきたものの、石巻や仙台のホテルは満杯、ということで、やっと探した宿が、景勝地松島の海から少し上がった高台に立つ、ヨーロッパのロッジ風のホテルでした。
 

自然の中でゆっくり身体を休めることができます















松島自体も地震の被害があり、一見何ともないこのホテルも建物が建つすぐ下の地面が隆起しており、1階の窓ガラスもめちゃくちゃに壊れたとのことでした。 現在は通常通り営業されています。


このホテルは、復興支援のボランティアを受け入れていて、この日、とても遅く着いたにも関わらず夕飯を用意してくれて、温かいもてなしを受けました。
なにげないホテルマン阿部さんとの会話から、阿部さんが石巻出身ということがわかりました。実は、岡田劇場がなくなってしまった話をすると、阿部さんは、大変驚いて、
「僕は、小さい頃、岡田劇場によく行きました。アニメやゴジラを見ましたよ。懐かしいですね・・・」と劇場がなくなってしまったことを大変残念がっていました。

フロント、石巻出身の阿部貴行さん。
「岡田劇場には小さい頃、アニメやゴジラを見にいきました・・・」


食事が終わったのは夜10時になっていましたが、阿部さんから、「明日の出発は早いのですか?朝食はどうしましょうか?おにぎりなら6時半には用意できますが」と優しく声をかけてれました。

宿泊客の多くがボランティアということで、早朝出発の方も多いのでしょう。そういったボランティアの皆さんのスケジュールに合わせて、食事の用意をされていました。被災地は、本当に地元の皆さんが協力しあい、一緒に立ち向かっているんだなと強く感じました。そんな心遣いに感謝し、感動しました。
翌朝、すがすがしい気持ちで、石巻に向かいました。

《もし宿泊されたい方がいらっしゃいましたら下記まで》
松島プチホテルびすとろアバロン
宮城県宮城郡松島町松島字三十刈26-21
022-354-5777



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