2011年10月4日火曜日

女川町のサンマ収穫祭

秋空の中、笑顔、笑顔!
「第14回おながわ秋刀魚収穫祭」
10月2日(日)総合運動公園
10:00~15:00

ボランティアの焼き方さんたち
サンマの水揚げでは全国有数の宮城県女川町で震災の復興を願い、開催しました。震災の影響で、サンマの水揚げも少なく、開催を見送る話もありましたが、町の皆さんの強い要望から、秋刀魚収穫祭を実施しました。

用意したサンマは1万本。炭焼きやサンマ汁などに加え、3本一袋にして皆さんへの
プレゼントとしました。
サンマ汁を作るお母さんは「いつもは8000食、今日は2000食。それに今年は白菜が高くてね。入れたら甘くて美味しくなるんだけど、今年は我慢。でも開催されたことが嬉しい」と言っていました。
昨日獲れたてのサンマを頂く

震災後、初めての水揚げが例年の10分の1の60トン。それでも町あげて皆さん喜んだと伺っています。

サンマの炭焼きはボランティアの皆さんが行いました。日焼けしたお客さんから「もっと焼かなきゃだめだよ~」と笑いながらボランティアを激励していました。
大根おろしにスダチも添えて、秋空の下で、サンマを頂く。胸にこみあげるものがありました。

草加煎餅の体験コーナーでは、子供たちが煎餅を焼いて楽しみました。これは、草加煎餅振興協議会が、行っているもの。草加の子供たちが焼いた大判の煎餅が、各学校にプレゼントされました。
会場で皆さんが来ていたTシャツとタオル、
マグカップ。思わず購入してしまいました!

他に野菜の無料提供や、復興を願い、地元で作ったTシャツやタオル、がれきの中から見つかったシーパルちゃんマグカップなども売られていました。


ガレキで作った神輿で練り歩きました
ステージでは、演歌歌手やポップス歌手の参加、ミュージカルなどなど、小学生、中学生の太鼓や、ヨサコイ、吹奏楽、最後に、「サンマでサンバ」という踊りで、参加者の皆さんと一緒になって踊りました。会場が元気いっぱいに。1日中、皆さんの笑顔がこぼれる1日でした。

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