ショートピース仙台短編映画祭
9月17日(土)~19(月)会場:仙台メディアパーク
17日(土)「明日」上映16:30~
3.11を忘れない、そして希望を持つために、仙台短編映画祭では、「明日」という3分11秒の作品を募集し、42作品が集まりました。今日は、石巻の岡田劇場とのご縁を頂いた、短編映画祭事務局の日野さんの応援と、映画祭実施の激励に、平林代表と駆け付けました。
少し早く会場に到着したので会場1階のカフェでお茶を飲むことにしました。カフェの一角では、3.11「明日」の撮影のメイキング風景を流していました。ホールには徐々に客が集まり、列を作るようになり、NHK始め取材チームも三々五々集まってきました。ほっと一安心。
映画祭実施には、震災後、長い道のりがあったと聞いています。震災直後に、監督たちからスタッフの安否を気遣う連絡が数多くあり、監督たちの後押しもあり、映画祭を実施することになりました。「だったら、監督ったちに新しい作品を作ってもらおう。」
しかし、沿岸部のあまりの被害の大きさに、食べることも住むことも困難な方々がおられる状況で、映画祭を実施して良いのか?という疑問が内外からわきあがりました。
結局は、監督たちの「やりましょう」というエールと、同じ苦しみの中にある東北の映画祭が集まり、「映画の力」を信じ、実施することにしたそうです。「文化が支援になるのか?」そんな悩みは、文化に携わる方々、すべての悩みであるといえます。しかし、文化は確かに人々の心に安らぎを与え、何かを残してくれるものを信じています。
「明日」の上映では、シリアスな作品あり、ポエム的な作品、幻想的な作品、笑いあり、ざまざまな作品が上映されました。監督たちが東日本大震災に寄せる思いは、鮮やかな作品となって我々の前に現れました。
メディアが震災を発信するひとつの方法として、今後、この活動が平和の灯になって世界に広がっていくことを願っています。
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