2013年12月24日火曜日

ドキュメンタリー映画「ぬくめどり」~鷹匠の世界~1220

ウオームアップ映画「ぬくめどり」12月20日
in マロウドイン赤坂

「鷹祭」開催!


年末のひととき、お集まり頂いた皆さんに、鷹や鷹匠さんたちと交流を深めて頂き、鷹を身近に感じてもらいたい、興味を持っていろんな方に話をして頂きたい、映画「ぬくめどり」を応援してもらいたい!そんな気持ちで開催しました。

★詳しくは、本ブログの「映画「ぬくめどり」~鷹匠の世界~」のページをごらんください。
http://nukumedori.blogspot.jp/

左から、大塚紀子鷹匠、時天空席、諏訪流17代宗家田籠善次郎鷹師

2013年11月29日金曜日

ドキュメンタリー映画「ぬくめどり」~鷹匠の世界~

撮影快調!
11月18日「十二の鷹」を撮影

東京都国立近代美術館工芸館

6年ぶりに公開された鈴木長吉の「十二の鷹」を撮影を
撮影しました撮影には、諏訪流十七代宗家田籠善次郎鷹師と大塚鷹匠が参加し、鷹の羽の文様や、しぐさなど、細かなところまで
説明頂きながら撮影しました。





2013年7月25日木曜日

「祭爆」神戸上映会のお知らせ


「祭爆」神戸上映会

 
このたび、神戸映画資料館様の
ご厚意で、上映会が決定しました。
お近くの皆さま、是非、ご覧ください。
 
裕次郎の演奏と話芸で和やかなステージ
 
会場:神戸映画資料館
日付:201382日(金)〜6日(火)
上映時間:①11:00 ~②13:00

 
《料金》
一般1500円 学生・シニア1300
会員一般1300円 学生会員・シニア会員1000

 


住所:神戸市長田区腕塚町5丁目51
アスタくにづか1番館北棟2F 201
078-754-8039FAX兼)

※開館時間は、水曜および木曜のぞく10:3018:00です。


民謡酒場 らんまんで三味線を弾く裕次郎

アクセス
<関西圏・神戸市内から>
 【市営地下鉄・私鉄】
1JR(大阪および姫路方面)からは 新長田下車、南へ徒歩5
2)神戸市営地下鉄西神山手線からは 新長田下車、南へ徒歩5
3)神戸市営地下鉄海岸線からは 駒ヶ林 下車、徒歩5
4)阪急・阪神電車(京都・大阪方面)からは 阪急・阪神三宮でJR三宮に乗り換え
5)山陽電車(姫路方面)からは 山陽板宿で市営地下鉄板宿に乗り換え

 

2013年5月4日土曜日

映画「祭爆」上映会

津軽三味線の高橋祐次郎の記録映画
「祭爆」~までぃに三味線奏でるべ~
 


昭和30年、秋田県角館から上京
大工道具を捨て、津軽三味線の世界へ


高橋祐次郎の演奏活動を追いながら
全編民謡が流れる、
まったく新しい民謡映画。
完成記念上映会が開催されました

民謡酒場で、津軽三味線を覚えた祐次郎

4月23日(火)
文京シビック小ホール
12:00~15:00~18:30~
600名近いお客様にお越し頂きました

遠くは福岡、富山、秋田からも駆け付けてくださいました
文京シビックホール

上映会ボランティアの皆さん、ありがとうございました!

大阪、神戸、名古屋からも上映会の依頼がありました。
うれしい限りです。
映画の蔵原惟二監督、中原俊監督、作曲家の村松崇嗣さん
も観賞して頂きました。村松さんは「音楽家の生き方として、また
音楽についても考えさせられた」とおっしゃって頂き、こちらも感動
しました。
また、日本郷土民謡協会の皆さま、NHK、民放テレビ局、出版社
からも多くの方々に来て頂きました。

映画のDVDや、監督の著書も販売
しました。お土産にと10枚買われる方も。
秋田出身の方が、懐かしいなぁとDVDを2枚買っていかれました。
映画は、製作者の思いを超えて、観た人、ひとりひとりの作品に
なるんだ感じました。
そういう、誰でもが経験できない製作者としての贅沢な思い出ができたことに感謝します。
 
 
「祭爆」公式ホームページ
http://www.bosch-inc.co.jp/saibaku/index.html

2013年4月30日火曜日

東日本大震災復興イベントに参加しました

恵比寿トモダチ作戦Vol.6
渋谷氷川神社 4月28日(日)

今年で6回目を迎える復興支援イベント
新緑がまぶしい1日、多くの皆さん
が集まってくれました
 
恵比寿や渋谷を中心とした皆さんが、東日本大震災直後に、始めたこの
支援イベントは、震災を風化させないというためにも、とても意味のある
ことですね。私たち「東北復興支援の森」では、昨年に引き続き、2回目
の参加です。

能楽堂や広場でのパフォーマンス

●田村宮司のお話(ご祈祷)
●広尾ジュニア合唱クラブ
● 安部たかのりLIVE
●古山賢太郎×村田圭誉 トークショー
●荒尾のりこ×キクチタケシ×福島久雄 LIVE
●BMXパフォーマンス
広尾ジュニア合唱クラブのみなさん。「花は咲く」
は、思わず一緒に歌ってしまいました。


荒尾のりこさんの熱唱!心に響きました
宮城・被災地からのメッセージ

今回は、宮城県山元町から参加した仮設住宅に住まい
ながら、ボランティアとして支援をしている古山賢太郎さんと
東京からボランティアとして参加し続けている
村田圭誉さんのトークがありました
 
小山さんのお話の中で、「海が見えるんですね。
そして、線路も失い、通っているはずもない
電車の音が聞こえる」といいます。

古山賢太郎さん(右)と村田圭誉さんのトーク
(写真、ぼかしたわけではないのですが、見にくくなってすみません)

 
それは、家が津波で流されて、障壁物がなくなったために
海が近くなったこと。
 
音は、地盤沈下で、波の音が大きくなったのだと思います。
これは、南三陸の被災者の方から伺ったことと似ています。
 
浅瀬で岩場でシャパシャパしていた波の音が、震災後は
ザブーン、ザブーンと変わったといいます。
1.5メートルも地盤が沈み、
波が打ち寄せるようになってしまいました。
 
今でも、波の音が津波の音に聞こえるといいます。
こういう心の苦しみは、今でも消えません。
 
本堂前・能楽堂周辺では各種のブース
 
本堂前では、アクセサリーを販売したり
ロミロミマッサージ、子どものワークショップなどが
ありました。
1コインマッサージ。日向ぼっこしながらウトウト・・

能楽堂周辺では、フード類の販売

「東北復興支援の森」では、健康に良いパンとパウンドケーキ「粋雅物語」
の販売を行いました。
これは、湿式焙煎・五穀玄米粉を使った栄養価の高いパンで、栄養が不足
しがちな被災地に送る活動の一環。
パンの費用の中に、被災地に送る費用が入っています。
パンを購入すれば、そのまま支援につながるという活動です。
この日が、スタートの日となり、これから試行錯誤しながら
進めたいと思っています。
懐かしい、素朴な味、風味が長くもつので
デリバリーが困難な被災地でも美味しく頂けます
(八木さんに写真を撮って頂きました!)
知人のレストランで特別にこの日のために焼いてもらった
手作りのパウンドケーキ。涙が出るほどうれしい!!
となりのブースは、チキンのモモ焼きコーナー
私たちのパンを買って、サンドイッチにして食べる方法も。
楽しいコラヴォでした!

本当に楽しい1日でした。
参加してくださったみなさんありがとう。
主催者のみなさん、ありがとうございました。
 
 
 


2013年2月3日日曜日

2月のアジカルは「アジアの手仕事」

アジアへ広がる日本伝統工芸の技術

2月4日(月)中川 衛(なかがわ まもる)彫金作家
「人間国宝 台湾の金属工芸復活への道」

彫金・加賀象嵌(ぞうがん)の重要無形文化財保持者の中川さん。象嵌とは、埋め込むもの。
中川さんの技法は、金属にさまざまな材質や色の金属を埋め込んで模様にしていくもので、
発祥はトルコとされています。中国や台湾にもその技術がもたらされましたが、現在は、その
技術を継承しているのは、日本だけになっています。
中国や台湾の象嵌技術は消えてしまった今、日本で育まれてきた象嵌技術をアジアで復活するため、台湾の工芸家たちに指導を行っている中川さん。アジアで金属工芸復活に取り組む熱い思いを語って頂く。


2月5日(火)大樋年雄(おおひとしお)陶芸家
「アジアの土を焼く」

茶道の裏千家の茶器といえば大樋焼。大樋さんは350年以上の歴史を持つ大樋焼の後継者(十代大樋長左衛門)。中国、韓国、台湾、アラブ世界などアジア各地の「土」を使った創作と、その土地の人々と出会い、自ら新たな伝統を開こうとしています。また、海外から金沢に陶芸を学びに来ている方々にも英語で、土のぬくもり、技術と心を伝えている。日本と海外を行き来しながら、土で文化交流を行っている大樋さんの活動を紹介します。

女たちが紡ぐアジアの手仕事
2月12日(火)坂口里香(さかぐちりか)民族衣装収集家
「アジア少数山岳民族の刺繍に魅せられて」

タイの少数山岳民族、ヤオ族の刺繍には、精神世界が色濃く反映されており、彼らの手工芸品には、家族や隣人たちのために作られ、永い年月愛用されてきたものだけが持つ温かさと美しさがあります。ヤオ族は、もともと中国に住んでいましたが、ベトナムやタイに渡ってきました。今は、難民キャンプで暮らしている人も多く、女性たちは、さまざまな地域から集まってくる民族の刺繍に出会い、新しいデザインや手法を競いあうようになりました。それが、新たなデザインとして誕生しています。苦難の時代や民族の壁を超えて、女性たちが紡いできた刺繍の魅力を紹介します。


2月13日(水)森田わかな(もりたわかな)クロマー伝道師
「カンボジアの働く布 クロマー」

クロマーはカンボジアの人々の生活に深く浸透している万能スカーフで、素材は主にコットンの手織り布。スカートや風呂敷、エプロン、バッグ、上着やタオル、日よけなど、さまざまな用途に使えるクロマー。森田さんは、日本でこのクロマーに出会い、すぐカンボジアへと渡りました。そして、カンボジアの工房に赴き、日本でも使えるような色やデザインを女性たちと共に考え、作ってきました。カンボジアの女性たちは「食いぶち」として作ってきたクロマーが、新しいデザインを作るという創作意欲がわき、今では、織り手も3倍に増えたということです。そんな森田さんの活動を紹介します。




2013年1月31日木曜日

2013年1月アジカル

    新年を飾る 雅な世界
●アジアからの雅な贈り物●

●1月7日(月)東儀秀樹さん(雅楽師)
「雅楽に思いをこめて」

雅楽演奏家の東儀秀樹さん、シルクロードの楽器には
共通のデザインがあるといいます。旅したときに買い求
めた珍しい中央アジアの楽器を持ってきて頂きました。
笙や篳篥(ひちりき)に似ている楽器、ラマ僧の骨で作
られた楽器など、珍しい楽器を披露して頂きました。
もちろん、笙の生演奏も素晴らしかった。
 
●1月8日(火)大塚紀子さん(鷹匠)
「鷹匠が出会ったアラブの鷹狩」

中央アジア発祥の鷹狩の歴史は4000年前といわれています。
日本でも大名や皇室で行われてきた鷹狩ですが、宮内庁で管理
されていましたが、時代の流れから、民間に受け継がれました。
それが諏訪流放鷹術です。今回は、鷹匠の大塚紀子さんに登場
頂き、日本とアラブ世界の鷹狩について紹介頂きました。
現在、大塚さんは、17代宗家の田籠鷹師について放鷹術を研鑽し、
日本各所で、鷹狩(放鷹術)の披露を行っています。
 
●1月15日(火)近衛はなさん(女優・脚本家)
「近衛はなが魅せられたインド神話の世界」


民話や神話大好きな近衛はなさんは、昨年、インドの神話の旅に
出かけました。「神話」は人間がつくった人間のためのもの、人間臭い
神様が面白いといいます。世界中、どこにもあって、似ていたりするの
も面白いと。バナラシの祭りや、エローラ遺跡など、旅のエッセイをは
さみ、インド神話の世界に誘いました。スタジオには、たくさんの神様
の絵が飾られ、そのユニークな神々のストーリーに吉井さん、小堺さん
もその魅力に惹きこまれたようでした。


●1月16日(水)比良佳代子さん(インド料理愛好家)
「ベジタリアン料理の魅力」

インド料理の神髄は菜食にあり!
比良さんは22年前にインドを訪ねてからベジタリアン料理に興味を持ち、以来、インドで学んだ野菜料理を家庭料理として紹介しています。
今回は、北と南インドの料理を中心に、豆やターメリック、ヨーグルト
といったベジタリアンには欠かせない食材やスパイスを紹介しました。
スタジオでは、南北のカレーと、「カディパゴダ」という玉ねぎのてんぷらに
ヨーグルトカレーをかける料理を紹介して頂きました。