2012年12月1日土曜日

12月のCheck!アジカルはモンゴル国特集

「音楽でモンゴル国の心を伝えたい

モンゴル国の4人のアーティストによる
大草原の暮らしと音楽、旧正月の宴を紹介

12月3日(月)
ノミンさん(舞踏家)
「民族の誇り、モンゴル伝統舞踊ビイルゲー」

モンゴル国の舞踊は地域によって大きく2つに分かれます。中央モンゴル&東モンゴルの舞踊は「ブチグ」といい、草原のようなおおらかな動き。西モンゴルは伝統舞踊「ビイルゲー」といい、険しい山々がそびえる地域のため、キビキビした動きになったとされています。今回は「ビイルゲー」を紹介。「ビイルゲー」は娯楽の1つであると同時に人々の精神を伝え、支えるための手段でもあった。狭いゲルで踊るため、手、肩、胸、腰、目、頭の微妙な動きで表現する。祈りと踊りが暮らしに根付いたモンゴル舞踊を紹介します。

 
12月4日(火)
ボルドー・エルデネ(モンゴルホーメイ歌い手)
「声の世界遺産 モンゴルホーメイ」
 
                             ホーメイとは、草原の遊牧民が編み出した、のどと舌を巧みに動かし、1人の歌手が楽器を使わず、低いうなり声と同時に2つの音色を奏でる口笛のような高い声を発する、世界無形文化遺産に登録された不思議な歌唱法。子どもを産んだラクダが育児放棄する場合がある。そんなときに、このホーメイを聴かせると、安心してミルクをやるようになる。遊牧生活のにはきってもきれないもの。モンゴルの山々の稜線を見ながら、自由に旋律を歌うという、まさに、大草原の音楽といえる。“人間楽器”というべき驚きの歌声を紹介。番組では演奏や発声法も紹介し、MC二人も挑戦。
 
12月10日(月)
ムンフツェツェグ(モギー)/(ホーチル(二胡)奏者&モンゴル家庭料理家)
「モンゴル国の正月の宴」

日本の新年を前に、モンゴル国の正月を紹介。モンゴルの正月は「ツァンガール(白い月)と呼ばれ、2月10日前後から始まる。モンゴル二胡奏者でモンゴル家庭料理を紹介しているモギーさんに、正月だけに作るお菓子や正月料理、子どもたちの遊びなどの伝統習慣を紹介。長老を敬い、家族や親戚一同が集まるモンゴル式の正月を紹介する。スタジオには、正月料理が並び、日本の鏡餅と似ているお菓子「タウニーイテー」や、羊肉の塩ゆで、甘いご飯、馬乳酒などが並ぶ。50人もの親戚が集まり、挨拶合戦。お寺にお参りし、子どもたちにはお年玉。モギーさんの家では2000個のボーズという肉まんを作るという。二胡の演奏を交え、モンゴル国の正月を紹介する。





「シャガイ」というサイコロに似たおもちゃ。羊の
くるぶしで作ってある。上を向いた形が羊、ヤギ、
ウマ、ラクダの形に見えるので、同じ形同士あえば
ひとつもらえる。
12月11日(火)
アヨーシ・バトエルデネ(馬頭琴奏者・世界馬頭琴協会理事長)
「世界に響け!草原のチェロ、モリンホールの響き」

モンゴルを代表する弦楽器、モリンホールとは馬頭琴のこと。今、バトエルデネさんは、馬頭琴を世界の楽器として紹介しようと、さまざまな活動を行っている。  今回はチェロとの二重奏や現代音楽など、馬頭琴の可能性を紹介して頂くとともに、ウランバートルで開催している馬頭琴の世界大会の模様も紹介。日本の生徒さんも参加したり、世界から100人以上の馬頭琴奏者が一堂に会する馬頭琴大会。日本を拠点に、世界で活躍するバトエルデネさん、草原のチェロとして、世界に広がるモリンホールについて紹介します。




11月のCheck!アジカルはアジアのスイーツ

「魅惑のアジアンスイーツ」特集 
                                              暮らしに溶け込んだアジアのスイーツを紹介。おやつ、お客様へのおもてなし、神様へのお供物として発展し、行事に使うものなど、「甘いもの」にも文化がありました。
 
 


                     
                                  11月5日(月)
 サヘル・ローズさん(女優・キャスター)       
 「太陽が育む!  
サヘル流イランスイーツ」 
イランの人々は甘いもの好き。宗教上、飲酒はご法度なので刺激を求めて、また断食後の体力回復に、甘いものを摂るのが習慣。今回は、砂糖や蜂蜜を使った結婚式などの儀式の紹介や、サヘル流スイーツを紹介。甘い甘い「ショーレザルド」というスイーツはお米とサフラン、砂糖、シナモンそして、バラ水を加えたおかゆスイーツ。パーティでも登場するこのお菓子をスタジオで紹介。
ショーレザルド。シナモンで
「アジア」とペルシャ語で書いて
頂きました

11月6日(火)足立由美子さん(ベトナム屋台料理店店主)
「おやつの天国ベトナム」
ベトナム屋台食堂を営みながら、ベトナムの食文化を発信している足立さん。今回は、スタジオに屋台を再現し、ぜんざい風のベトナムスイーツ「チェー」を紹介。フランスや中国など様々な文化をうまくミックスさせる、ベトナムの人たちの知恵を伝える。「チェー」というスイーツは、豆やフルーツなど、好みの材料を、お客さんの目の前で、トッピングしながら提供するもの。スタジオには「チェー」の屋台とベトナムならではの小さなテーブルとプラスチックの椅子で、街頭の屋台の雰囲気を再現。







ナイル善巳さん(ナイルレストラン三代目)
「知られざるインドスイーツの世界」
日本で最初にできた老舗インド料理店「ナイル」の三代目ナイル善巳さんは、日本で生まれました。インドの食文化を知ろうと、毎年インドを訪ねている。インドでの料理修行の話を交え、仏教の供物から発展したという伝統のインドスイーツを紹介。牛乳消費量世界一というお国事情や牛乳を使った様々なスイーツをレシピと共にお話いただく。タピオカの温かいスイーツに、吉井さん、小堺さんもびっくり。
 
赤堀真澄さん(薬膳料理研究家)
「香港マダムが伝える健美スイーツ」
香港人の元気と美しさの秘訣はスイーツにあり。食に精通した香港の人々が毎日食べているスイーツは意外にもあっさり薄味。その日の体調に合った食材を加える定番スイーツ豆腐花の簡単レシピから、ビックリ仰天スイーツまで、香港最新スイーツ事情を紹介する。「豆腐花」と呼ばれる豆乳で作るお豆腐と、甘い豆などを加えて食べるスイーツ。珍しい、白キクラゲを使った美肌スイーツの作り方を紹介。スタジオでも試食。そのやさしい味に、吉井、小堺さん、笑顔、笑顔。
 
 

 
 
 
 

2012年10月7日日曜日

10月は東京国際映画祭25回記念特集

「東京国際映画祭25回記念」4日間シリーズ!

毎年500本以上の作品が集まる「アジアの風」部門
からお二人。そして、「映画へのオマージュ」として、
ふたりの素敵なゲストをお招きします。

16日は秋吉久美子さんをお招きします


第2週:アジアの風


スリランカの映画など珍しい映画を紹介します
10月9日(火)「アジアの風」への誘い石坂健治(「アジアの風」プログラミングディレクター)

映画祭の中で、最多の応募作品数を誇る「アジアの風」部門は毎年人気の的。今年は500作品の応募の中からトルコやスリランカなどからの作品を紹介。今年の見どころを石坂さんが紹介します。20日映画祭オープニング直前のほっとな最新情報をお伝えします。















漂流の監督と呼ばれるリム監督
10月10日(水)
『映画の力を信じて リム・カーワイ監督』リム・カーワイ(映画監督)

今年の映画祭の審査員を務める新進気鋭の映画監督リムさんは、マレーシア生まれ。日本へ留学後に北京電影学院の監督コースで学ぶ。いつしか「漂流の監督」と呼ばれるようになる。常に新しいことに挑戦するリム監督の監督人生とアジアの映画について紹介する。
マレーシア、日本、中国、日本、そしてブラジルなど、漂流の監督は、これからどこへ辿り着くのか・・・。









第3週:映画へのオマージュ
前日まで釜山国際映画祭に参加します
9月18日(火)
『イラン映画の新しい風・キアロスタミが見た日本』

ショーレ・ゴルパリアン
(イラン映画コーディネーター)

映画祭の第1回目からイラン映画を紹介しているショーレさん。今年、アッバス・キアロスタミ監督が日本で撮影した「ライク・サムワン・イン・ラブ」を中心に、キアロスタミ監督やナデリ監督など日本で制作した現場の話など、日本、イラン合作映画の現状を紹介。
また、現在、イランでは映画制作が困難な状況にあり、特に芸術映画は、許可が下りないため、海外に活路を見つけ出す監督も多い。







9月19日(水)「映画へのオマージュ・秋吉久美子」秋吉久美子(女優)
女優人生40年を迎える秋吉久美子さん。「誘惑者」で第3回東京国際映画祭さくらシルバー賞を受賞。また「深い河」で長期ロケしたインドなどアジアへの想い。そして、来年閉館する名画座「銀座シネパトス」を舞台にした映画「インターミッション」は、作品の企画から参加したといいます。映画館の館長役。
ご主人役はベネチア国際映画祭で新人賞受賞した染谷将太さん。また、本当のご主人も参加しています。
アジアでの思い出や映画への想いを語って頂きます。

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2012年9月23日日曜日

翔太 モンゴル大草原に天馬に会いに行く

ほっと@アジア 9月21日(金)
17:00~17:25

この夏、小堺翔太さんが中国内モンゴル自治区、フルンボイル
草原に天馬に会いにいきました。
天馬とは?

MCは、吉井歌奈子さんと杉山ハリーさん。翔太さんは民俗衣装で登場しました。手に持っているスカーフみたいな布は「ハタグ」という儀式に使われる神聖な布です。吉井さん、杉山さんにプレゼントしました。
 
大草原でのゲルの暮らしぶりや、馬に乗る練習。ナーダムなど、さまざまな体験をした翔太さん。野生の馬の群れには、吉井さん、杉山さんが圧倒されていました。
翔太さんを囲んでスタジオで記念撮影


翔太さんのl馬との出会い、いい感じ
 
中央は今回お世話になったボルーさん。右の少年は乗馬が
とっても上手。皆さんの協力で翔太さんはうまく乗れるように
なるのでしょうか・・・。
羊を追ってみました

ナーダムの間で昼食、もちろん羊肉。ナイフで切り分けながら
みんなで食べます。

 
馬と初対面、お互い少し緊張気味でした。モンゴルの馬は
サラブレッドよりふたまわりくらい小さい馬でした。
 モンゴルの人たちは「馬上で生まれて 馬上で死す」と言う。
夜、道に迷ったら、馬の歩むままに行けば必ず家に
着くといいます。
馬は、暮らしになくてはならないものでした。


2012年9月9日日曜日

9月のアジカルは「アジアの素顔」を伝えたい

演奏や活動を通して、アジアの
国々の素顔を紹介する4日間です

第2週(9/10-11)「アジアの竹から生まれた音色」
9月10日(月)インドラ・グルン(ネパール・竹笛奏者)
 
グルンさんの竹笛はネパールの風 
ネパール ヒマラヤに響く笛の音ネパール山岳民族のグルン族として生まれたインドラさん。口笛で会話する村としても知られ、6歳で自作の竹笛で演奏を始める。ネパールの山々の風景を竹笛に乗せて、多くの人に知らせたいという。インドラさんの演奏を通して、ネパールの自然や文化を紹介。
息子のアシュくんは太鼓を演奏しました

9月11日(火)「ベトナム 民族の心を竹に託して」
小栗久美子(ベトナム・トルン奏者)

ベトナムの代表的な竹の打楽器「トルン」は、タイグエン地方の少数民族が作った珍しい楽器。トルンに魅かれ、ベトナムに留学し演奏家となった小栗さん。トルンという楽器を通して、南北ベトナム分断、統一という歴史の中で輝きを放つ少数民族の文化を紹介する。




今年から語学学校の学生たちにトルンを教
えています


バイオリンとのコラボレーションも紹介しました
 
第3週「アジアの素顔を伝えたい」


現地ではこの格好でないと危険ということで
した。
9月18日(火)「アフガンに光を、千年の心を伝えたい」 福定浩二(NPO法人MOGUビレッジプロジェクト代表)
大阪を拠点に制作会社を営む福定さん。10年前、アフガニスタンの難民青年との出会いから、難民支援に立ち上がった福定さん。世界の絨毯の中で異彩を放つ、1000年の歴史を誇るトルクメン人の絨毯を復活させ、難民たちに自立への道を切り拓いている福定さんの活動を通して、アフガニスタンの現状を紹介。現在でも危険な日々は続いている。



シックな赤が基調のトルクメン絨毯
 
月19日(水)「カンボジア・千年の奉納舞踊を伝えたい」
山中ひとみ(カンボジア古典舞踊家)
千年の歴史を持つカンボジア古典舞踊は、苦難の歴史を乗り越え、現在まで伝えられてきた。ポルポト時代には舞踊家の90%が殺害されたという。その中でも、楽譜をひそかに守ってきたひとたちにより、今に伝えられてきた。この舞踊の魅力を伝えようとカンボジアで学んだ山中さんは、アンコール遺跡で日本人として初めて舞踊を奉納。山中さんの舞踊を通して、カンボジアの宮廷文化を紹介して頂く。  

金の装飾は蛇の柄を施したもの
「天女の舞」の衣裳をつけたお弟子さんにも登場頂きました

2012年7月9日月曜日

18時間ナマステ・インド

CINE AKASAKA特別企画
日印国交樹立60周年記念 追悼酒向雄豪
18時間ノンストップ
朝までナマステ・インド

7月7日(土)12:00~8日(日)6:00
渋谷スペースターボにて

会場入口には、イベントに参加した皆さん、そして参加できなかった皆さんすべてに平安が訪れますように。画家のSHUさんの絵を背景にして、ガネーシュに見守られた、祭壇を設けました。
祭壇は、以前、オールドデリーの骨董店で気にって手に入れたものです。今まで所在なさげにしていたので、この日を待ってくれていたような気がします。


こんな無茶なイベントを考えたのは
さて、イベントは12:00、主催者代表の平林猛が挨拶。
4月2日(月)に
NHKBS1で放送した「Check!アジカル」に出演して頂いた、ナマステ・ボリウッド編集長のすぎたカズトさんと、スタッフとで打ち上げの席。インド話が止まらない・・・・。
「インド好きは、おしゃべりが大好き。だったら朝まで話そうよ!」とこの企画が決定しました。


そうこうしているうちに、日印合作のラーマーヤナのアニメ映画を制作した酒匂雄豪さんが84歳で命を閉じました。平林が酒匂さんのために追悼の会にもしようと提案しました。30年前、この映画を作りたいとやってきた酒匂さん。それから10年の歳月をかけて完成させました。この時に、私どもの会社で仕事をしていた吉居憲治さんに、制作進行をお願いしました。0からの出発。吉居さんがいなかったら映画は完成しなかったでしょう。


イベントは、モトワニ先生の講演会から
ネール大学教授のプレム・モトワニ先生の
「日印関係の現状と問題点」

日印関係の歴史から始まり、今後の関係の未来図まで50枚にも及ぶパワーポイントを使って講義して頂きました。日本のインドに対する信頼の欠如など、痛いご指摘なども。メモをとったり画像を写真撮影する人がいたり、熱気ある教室となりました。
モトワニ先生とは、番組取材でもお世話になりました。日本語が大変美しく、また正しい考えでおられるので、お目にかかる時には、いつも背筋がしゃんとしてしまいます。


イベントは盛りだくさん
アニメ映画、ラーマーヤナの上映。幻のアニメを見ようと大勢の方々がお見えになりました。スケジュールはあくまでインド時間、だいぶ上映時間が遅れました。ここでお詫びを申し上げます。映画を見にこられた皆さん、申し訳ありませんでした。ここから、ゆるゆるとした進行となりました・・・。
最初に「ラーマヤナ」について解説してくださったのは、ナマステ・ボリウッドにも連載コラムを書いておられる早稲田大学の高橋 明先生でインド学を専門に教えています。
そして、「ラーマーヤナ」の上映。2時間20分の大作。ラーマ、シータ、ラクシュマナ、ハヌマーンの活き活きした表情や、迫力ある戦闘シーンなど、セルが12万枚の細やかな動きが素晴らしかった。
ラーマヤナ物語。個人的に好きなのはハヌマーンです(sugi)

ナマステ・ボリウッドトーク
中央がすぎたカズトさん、右メタ・バラッツさん、左は吉居憲治さん
(この写真は8日朝、17時間目くらいのトークのシーンです)
ナマステ・ボリウッド編集長のすぎたカズトさんのボリウッド映画トーク。映像を見ながらの映画の解説が弁士のように大変楽しく、まるで映画を見ているようでした。すぎたカズトさんとはるばる屋の加藤一郎さんとのトークも楽しかった。加藤さんは、吉祥寺と軽井沢にインド雑貨店と通販で営業していて、雑誌ナマステ・ボリウッドやジーワンの理解者であり、応援者です。このお二人の映画や、インド話で盛り上がりました。


紹介して頂いた映画の中で、コミカルな映画は「Munna Bhai MBBS(医学博士ムンナー兄貴)」がありました。

監禁恐喝を生業とするサンジャイは、ムンバイーで慈善病院を開いているという嘘が親にバレ、勘当されてしまう。一念発起して医大へ入学するサンジャイだが・・・。「3 Idiots」のラージクマール・ヒラーニー監督デビュー作!大笑いの映画でした。詳細は、下記サイトで。
http://www.namast-e-bollywood.com/review/4143.html

すぎたさんが発行している、日本で唯一のボリウッド雑誌です。


日本で唯一のボリウッド情報誌:Namaste Bollywood《インド映画》




シタール第一人者堀之内幸二さんの演奏
そして、メインイベントは、堀之内さんのシタール演奏。酒匂さんの追悼ということで、長野から駆け付けてくださいました。20年ぶりにお目にかかり、感無量でした!演奏は「夜明けのラーガ」他。心のひだを解きほぐすようなシタールの音色は、皆さんを惹きつけたようでした。
堀之内さんは、演奏を終えると、そのまま長野にトンボ帰りしました。お忙しい中を本当にありがとうございました。

なんといっても、メタ・バラッツさんのカレー料理
Check!アジカルに出演頂いたメタ・バラッツさんによるスパイス料理の数々は大変美味しく、カレー三種「女川カレー」「トマトカレー」「キーマカレー」と惣菜3種、どれも今までに食べたことないスパイスの使い方で、驚きました。スピーチでは、女川での炊き出しから始まった「女川カレー」の説明などして頂きました。
会場では、スパイスブックの「女川カレー」、南三陸町の復興「お山のマドレーヌ」を販売しました。

スパイシーだけど、やさしい女川カレー

18時間絵を制作したSHUさん
スペースターボで制作を続ける画家のSHUさん。18時間で素晴らしい絵画を描きあげました。インドの象徴の象をテーマに完成しました。象かわいい!

参加頂いたみなさんありがとうございました

再入場券として皆さんに差し上げた陶器のブローチ「復興へのかいだん虫」の作者、甲斐哲哉さん、協力ありがとう。
そして、李さん夫人、ゆりえさんによるヨガ教室や、古典の歌の服部翠さんも飛び入り参加。インド風ベリーダンス。詩の朗読、パーカッションの演奏など、盛りだくさん。だいぶ遅くなって、NHKBS1Check!アジカルキャスターの吉井歌奈子さん、Check!アジカル出演者のトルコ料理店のオーナー、トラン・レベントさんご夫婦もいらして頂きました。





2012年6月24日日曜日

6月&7月のCheck!アジカル

NHK BS1 ほっと@アジア
「Check!アジカル」時間:17:01~17:22
アジアの女性たちが紡ぐ手仕事の世界

6月と7月は、アジアの国々の長い歴史や変革の中で
女たちが想いをこめて、脈々と紡いできた伝統手芸
の世界をお届けします。

6月25日(月)
「母から娘へ。トルコ伝統レース「オヤ」」
七海光さん(トルコ伝統手芸研究家)
イスラムの女性たちがかぶるスカーフの縁を飾るのは、オスマン帝国時代から続く伝統的なレース。自己主張できなかった時代草花のモチーフに思いを込めた。縫い針で編む細かいレース、イーネオヤは、世界でも珍しく、手先の器用な嫁が良しとされてきた女性の生き方を紹介





6月26日(火)
バングラデシュの心、伝統キルト、ノクシカタ
三田智嘉子さん(バングラディッシュ伝統手芸研究家)
古くなったサリーを刺繍を施し、敷物や布カバーへとリサイクルしたものが「ノクシカタと言われている。パキスタン時代(1947-71)に一度衰えたが、バングラデシュ独立後、恵まれない女性の自立を助けるために復活。女性支援の姿と、刺繍のない「カタ」と刺繍を施した「ノクシカタ」の違い、1800年代の貴重なノクシカタも紹介。


7月2日(月)
中国・ミャオ族の刺繍に魅せられて
 佐藤瑞代さん(苗(ミャオ)族刺繍蒐集)
中国貴州省に暮らすミャオ族の伝統刺繍の精密はデザイン性にあふれたでいる。この刺繍に魅せられた佐藤さん。最近は人々は近隣都市で働くようになり、刺繍の技術はすたれていった。佐藤さんはご主人と共に、現地に学校を建て、刺繍や一般教養も教えている。



7月3日(火)
韓国の包む美・ポジャギ
崔良淑さん(チェ・ヤンスク)(ポシャギ作家)
韓国のパッチワークといわれるポジャギ。女性たちが家の中で暮らすことを余儀なくされていた李朝時代。女性たちはチョゴリの余り布をはりあわせ、知恵と工夫で、風呂敷や食卓カバーなど創り上げてきた。そんな女性たちの歴史と、今に伝える韓国女性の心を紹介