2011年12月11日日曜日

12月Check!アジカル

 「女流作家が語るアジアのこころ」
作家中上健次さんを父に持つ、作家の中上紀さんを始め、映画監督の梁英姫ヤン・ヨンヒ)さん、作家の浜井幸子さんをお招きして三日間アジアの魅力を語って頂きます。
NHK BS1ほっと@アジア「Chck!アジカル」
17:00~17:17

12月12日(月)「アジアの風を伝えたい」
中上紀さん(作家)
中上紀さん
作家・中上健次さんを父に持ち、「彼女のプレンカ」ですばる文学賞を受賞。小学校の卒業旅行で、父親に連れていかれたフィリピン。小さい子供が物を売る姿に衝撃を受ける。アジアの大きさ、自然の豊かさなど、さまざまなアジアを教えてくれた父親の影響で、訪れるようなったタイ、ミャンマーの様子。中でも特に心ひかれたタイのアカ族の暮らしを紹介。どこか紀州の自然とアカ族が暮らす山岳地域が似ているという。
梁英姫さん


12月13日(火)
家族を描くドキュメンタリスト」
梁英姫さん(映画監督)

2005年に日本と北朝鮮で離れて暮らす自分自身の家族を10年に渡って追い続けたドキュメンタリ映画「デイア・ピョンヤン」がベルリン国際映画祭で最優秀アジア映画賞を受賞。北朝鮮にわたった3人の兄たちと別れて暮らした10年。アジアを歩き、アメリカに渡り、家族を映画作品としてまとめることを決断。父親との葛藤。ピョンヤンの今を、映画を織り交ぜながら語って頂く。


浜井幸子さん



12月14日(水)
「路地裏おもしろ露天職人」
浜井幸子さん(作家)
19歳で初めて上海を訪れて以来、中国・韓国・タイ・ベトナム・ラオスなどアジア各国の路地裏を女性目線で楽しく取材。取材は一人が鉄則。取材七つ道具を背負い、どんな路地でもはいって取材。シルクロードの路地の、日本にはない、露天商の人々の地に根ざしたパワーの魅力。旅での大変な思い出やシルクロード町や暮らしの変化なども紹介。書籍は多数、「地球の歩きかた」にも執筆。

12月Check!アジカル

「アジアからの風」

12月12日(月)

2011年11月13日日曜日

11月Check!アジカル

「アジア書道への招待」
11月14日(月)
アラビア語書道への招待
佐川信子(アラビア語書道家)

子供の頃、サウジアラビアの国旗の文字の美しさにひかれて、アラビア語を学ぶ、のちにシリアの書家のもとへ、弟子入り。宗教の違う佐川さんを受け入れたくれたことに
感謝しているという。もともとアラビア文字は、音の文化であった。コーランの言葉を書き取り集大成したときに、文字が確立された。
葦ペンから流れるような文字は、モスクなどの壁面を飾る。書体の紹介や、実際に書いてもらい、アラビア文化の世界にひたる。










11月16日(水)
「川邊りえこ」(書家)
幼少のころから書道を学び、現在では、ヨーロッパ、アジアでの国際的な展示会やイベントに参加、活動を広げている。特に、スリランカなど、アジアの子供たちに書道を教える活動を行っている。書道用具一式持参で、毎年アジアの国々に向かう。スタジオでも、床にパフォーマンスとして書を書いて頂く。



2011年10月27日木曜日

東京国際映画祭 in仙台

仙台で、東京国際映画祭開催
10月25日(火)

東京国際映画祭事務局が、仮設住宅にお住まいの皆さまを含む、仙台地区在住の皆さまをお招きし「東京国際映画祭 in仙台」特別上映会を、MOVIX仙台にて開催しました。応募総数は1,781名、そのうち約700名の当選者が来場し、新作映画4作を楽しみました。
この企画は、事務局の中川さんが企画、尽力されて実現しました。以下は、報道資料です。
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■日/場所
 10月25日(火) MOVIX仙台(宮城県仙台市太白区長町7丁目20-15)

■作品/登壇者
13:00~「ハルのふえ」@シアター8 (舞台挨拶)戸田恵子さん、野沢雅子さん
15:20~「ステキな金縛り」@シアター7 (舞台挨拶)西田敏行さん、三谷幸喜監督
17:00~「カイジ2 ~人生奪回ゲーム~」@シアター8
19:10~「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」@シアター7
    ※ミラ・ジョヴォヴィッチのビデオ・メッセージ付上映

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やなせたかしさん原作のアニメーション「ハルのふえ」では、上映後、多くの子どもファンが詰めかける中、声優を務めた野沢雅子さん、戸田恵子さんが登壇。野沢さんは「生き物である以上は全部同じ気持ちだなと思った。人間が忘れがちなことを教えてくれるような原点」と本作を称え、戸田さんはやなせたかしさんの「大人の方にもぜひとも見ていただきたい。
「ハルのふえ」の舞台挨拶では、東京国際映画祭都島信成事務局長と仙台市市民局文化スポーツ部・武田均部長が登壇、都島より、「映画祭ができる事は映画を見ていただく事、この上映会をきっかけにもっと映画を沢山見て欲しい」「被災地で映画の巡回上映を展開する『シネマエール東北』をサポートしている」旨の話があり、続けて、武田部長が、奥山恵美子仙台市長のメッセージ「人々が人らしく生きていくために、夢や希望が必要です。そのために文化の力が欠かせません。今日、映画という文化の力で、ここにお集まりの市民の皆様が、また一歩進む希望を得られるとすれば、私にとっても大変な喜びでございます。さあ、明日からまた一緒に、前を向いて歩いていきましょう」(抜粋)を読み上げました。

 「ステキな金縛り」では、上映後、主演の西田敏行さん、三谷幸喜監督が登壇。三谷監督は「映画というのは、映画館でこうやってみんなで一緒に見る事で何倍も面白くなると思います」と話しました。西田さんは「僕の子どもの頃の情操というのは映画館で育くまれたと言っても過言ではありません。ー(中略)ーこれはぜひお子さんたちに見てほしい。みんな元気を取り戻してほしい。映画というものは本当にすばらしい力を持っていると確信している」と熱く語りました。

 「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」では、主演のミラ・ジョヴォヴィッチさんからの心のこもったメッセージ「どの映画を作っても日本に来るくらい日本が好き」「大変な時期だからこそ、愛をこめてこの映画を届けたい」が披露されました。

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「ハルのふえ」(48分 2011年 日本)
 監督:川又 浩 原作:やなせたかし キャスト:戸田恵子、野沢雅子 

「ステキな金縛り」(142分 2011年 日本)
 脚本/監督:三谷幸喜 キャスト:深津絵里、西田敏行、中井貴一 

「カイジ2~人生奪回ゲーム~」(133分 2011年 日本)
 監督:佐藤東弥 キャスト:藤原竜也、伊勢谷友介、吉高由里子 

「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」
(111分 2011年 ドイツ=フランス=イギリス 字幕 3D)
 監督:ポール・W・S・アンダーソン キャスト:ローガン・ラーマン、
    ミラ・ジョヴォヴィッチ、オーランド・ブルーム 

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PDFリリースはこちらからご覧下さい。
http://2011.tiff-jp.net/ja/press/pressrelease.html
「東京国際映画祭 in 仙台」特別上映会実施の報告(PDF 192KB)
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<お問合せ>
東京国際映画祭事務局 コミュニケーション広報グループ 宣伝チーム
TEL:03-3553-4793/FAX:03-3553-4788
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2011年10月21日金曜日

10月のCheck!アジカルでした

第24回東京国際映画祭特集
の放送後記
10月17日(月)~19日(火)
NHK BS1「ほっと@アジア」Check!アジカル

アジアはひとつ。ボーダレスな関係で映画を作る時代に
なりました。また、欧米俳優がアジア映画に注目している
現状などもお話頂きました。
三日間のゲストは、映画祭「アジアの風」部門のプログラミング・ディレクター石坂健治さん、女優でプロデューサーの杉野希妃さん、女優のジュデ・ィオングさんでした。
アジア映画の魅力や、今年の作品の見どころ、ジュディさんは審査員をされていたときの裏話など、とても魅力あるお話を伺えました。
21日がオープニングセレモニーが華やかに開催されます。ボスの代表も招待を受けましたので、グリーンカーペット踏むのでしょうか・・・・?

アジア各国で作品を作っている杉野希妃さん。
異文化、言葉の違いの中で制作する苦労も伺いました
アジア各地の映画祭をまわり、作品を観るのも仕事。
プログラミング・ディレクターの石坂健治さん。

2011年10月10日月曜日

NHKアジア・フィルム・フェスティバル放送

NHK  BSプレミアム BSシネマ 
10月11日(火)
「TRUE NOON トゥルー・ヌーン」(2009年・タジキスタン)
午後1:05~2:29

突然鉄条網が張り巡らされ、国境ができてしまった

第4回シネ赤坂で上映された「TRUE NOON」が、NHKアジア・フィルム・フェスティバル作品放送として、BSプレミアムで放送されます。シネ赤坂で見逃された方、是非ご覧ください。


タジキスタンとウズベキスタンにまたがる山岳地帯を舞台に、突然現れた「国境」に翻弄される人々の模様を描いた人間ドラマ。ソ連崩壊の少し前。隣り合う二つの村の人々は、頻繁に行き来しながら暮らしている。ロシア人所長がいる観測所で働く美しい娘がいる。トゥルー・ヌーン、すなわち天頂に太陽が昇る日に結婚を控えたある日、二人が住む別々の村の間に国境が出現する。結婚式の準備のなか、思いがけない出来事が・・・。ソ連崩壊後に初めてタジキスタンで製作された長編劇映画。

赤い小さな旗は、なんでしょうか。それはヒミツです
〔監督〕ノシール・サイードフ
〔脚本〕サファール・ハクドドフ
〔撮影〕ゲオルギー・ザラエフ
〔音楽〕ダレル・ナザーロフ
〔出演〕ユーリー・ナザーロフ、ナシバ・シャリポワ、ナスリディン・ヌリディノフ ほか

〔ロシア語・タジク語/字幕スーパー/カラー/レターボックス・サイズ〕

2011年10月7日金曜日

第24回東京国際映画祭

10月のCheck!アジカルは
東京国際映画祭特集
「アジア映画への誘い」
10月17日~19日
NHK BS1 17:00~17:17

「熱いアジア映画事情」
ジュディ・オング(歌手・女優・版画家)

第24回東京国際映画祭が、 2011年10月22日(土)~10月30日(日)9日間六本木ヒルズで開催されます。中でも「アジアの風」部門は、毎年500作品が集まる人気の部門です。そのディレクターの石坂健治さん。特集として「杉野希妃 アジア・インディーズのミューズ」として、女優であり監督の杉野希妃さん、昨年審査員をされたジュディ・オングさんをお迎えしての三日間です。


「熱いアジア映画事情」
 ジュディ・オング(歌手・女優・版画家)

 昨年の東京国際映画祭コンペンティンションの審査委員を務めたジュディ・オングさん。出演したアジア映画を通して感じた当時のアジア映画の事情、そしてこれからのアジア映画をリードする若手の有能な監督や俳優たちの存在を熱く語ります。




「国際化とアジアの映画」
杉野希妃(女優兼プロデューサー)
「国際化とアジアの映画」
杉野希妃(女優兼プロデューサー)

杉野希妃(女優兼プロデューサー)
今年の国際映画祭特別企画で、デビュー作から最新作まで全6作紹介される注目の杉野さん。アジア映画に女優として出演しプロデュースするきっかけ、現場の様子、マレーシア映画の魅力ついて語ります。主演兼プロデュースした映画祭受賞作品「歓待」も紹介。

 

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「アジアの風を感じて」
石坂健治(東京国際映画祭ディレクター)
 「アジアの風を感じて」
 石坂健治(東京国際映画祭ディレクター)

今年で24回を迎える東京国際映画祭。アジア映画にスポットを当てた印象深いお話を語って頂きます。今年の映画祭の見どころ、若い力で盛り上がる台湾映画、年間作品数がなんと500本にもおよぶ中国映画、今話題のアジア映画などをたっぷりと紹介します。