10月31日(金)15:00~15:50
テレビ東京 10F特別試写室
放送:12月29日(月)
時間:21:00~22:55
作曲家 千住明 |
53年前の幻のフイルムを発見!
その映画は作曲家、團伊玖磨と写真家の大竹省二が製作した28分の映像音楽のみで構成
されたシンフォニー映画です。
そのフイルムが倉庫から発見されましたのを機に新たな「シンフォニージャパン」を作ろうと作曲家の千住明と写真家の桐島ローランドが立ち上がりました。この35mmフイルム発見のストーリーと、
新作品に挑む千住、桐島さんの奮闘ぶりなどを交えた2時間のドキュメンタリー番組です。
写真家 桐島ローランド |
女優 草笛光子さん |
2年間にわたって製作されたこの番組は、1本の映像から始まります。それは、インタナショナル映画という、陸奥陽之助氏が代表を務める映画製作会社で古い映像が入ったDVDを何枚か見せて頂いたなかに1961年に製作された「シンフォニージャパン」と書かれた1枚のDVDがありました。会社の方に聞いてもよくわからない不思議な映像でした。その映像を見て驚きました。音楽は作曲家、團伊玖磨、映像監督に写真家の大竹省二が製作した28分の映像音楽映画でした。
1961年といえば、60年安保の混沌とした時代にあり、オリンピックを控え、高度成長まっただなかの時代でした。そんな時代を映した映像に、音楽を乗せた作品でした。
10月31日テレビ東京での記者会見 |
しかも、その映画は海外で賞をとりながらも日本未公開。それは是非、日本の皆さんに見て頂きたいという思いから、新たに千住明さんの作曲で、今の日本を描く「シンフォニージャパン」を作るという企画として立ち上げました。
もともと千住明さんとは、30年近いお付き合いがあり、テレビ界での活躍の足がかりをお手伝いしたのが平林猛プロデューサー。長編ドキュメンタリー番組の作曲をお願いしたのが始まり。演奏は千住真理子さんでした。そんなご縁でのお付き合いです。
千住さんが名古屋芸術ホールで演奏した「オペラ 万葉集」での
番組スタッフと記念撮影
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ではでは、映画監督には誰を、ということで監督探しが始まります。さまざまな監督の候補の中、写真家である桐島ローランドに白羽の矢が当たりました。ご本人も、長年、千住さんのポートレートを写していた関係から、快く引き受けて頂きました。
山梨県吉田の火祭り撮影中の桐島さん |
作家 下重暁子さん。陸奥陽之助さんと親交があり、陽之助 さんの両親を描いた「純愛」を出版しました |
女優の草笛光子さん。写真家大竹省二さんとの感動の再会 のシーンは、心打たれるものがありました |
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