2011年8月14日日曜日

東日本映画祭がひとつになった日(宮城県仙台市)

「映画の力を信じて」
東日本映画祭ネットワーク共同記者会見に参加しました

2011年8月11日(土)仙台市
ショートピース仙台短編映画祭、山形国際ドキュメンタリー映画祭など、10団体のうち7団体代表が参加し、映画による東日本復興の第一歩を踏み出しました。
3.11以降、甚大な被害を思えば、まず生きること。そして復興、その後にくるであろう文化の復興。そんな中、東北各県で開催されている映画祭を開催するかが主催者にとって最大の問題でした。

7映画祭の代表による声明文の読み上げ、「映画の力を
信じて」復興をする意気込みを語りました。
 しかし、こうした状況下であっても「映画の力」を信じて通常通り開催することが、復興への一助となると信じ、この度の共同記者会見を開きました。

震災復興の大きな問題は、互いを思いやる気持ちから、積極的に動けないという事情です。
それが日本人なのかもしれない。
強硬に突破するのではなく、周囲への気配り、思いやりから、なんとか同じ思いで行動したいと願う。

それが、日本のソフトランディングの方法、誰でもが自然に身に付いた日本独自の再生の手法かもしれない。そんな「やろう、やっていいんだね」と確認しあう会だったのかも知れない。

★主席映画祭
・川嶋大史@ffあおもり映画祭 実行委員長
・渡辺伸子(那須ショートフィルムフェスティバルプロデューサー・NPO法人那須フィルム・コミッション理事兼事務局長)
・藤木英司(山形ムービーフェスティバル事務局長)
・高橋卓也(山形国際ドキュメンタリー映画祭事務局長)
・寺山和子(あきた十文字映画祭実行委員長)
・平島悠三(NPO法人シネマパンチ/水戸短編映画祭)
・赤坂栄美(ショートピース仙台短編映画祭副委員長)

(未参加映画祭)
・もりおか映画祭
・カシオペア映画祭(岩手)
・すかがわ国際短編映画祭

「3.11映画」試写
仙台短篇映画祭で企画した3分11秒の短編映画、「3.11映画」の作品試写が行われた:「測量技師たち」志子田勇、「タイトルなし」真利子哲也、「手」外山光男、「廃棄少女」内藤瑛亮、「Cell」生田尚久。
9月17日、18,19日に開催される仙台短篇映画祭で40作品(予定)が上映される

仙台短編映画祭9月17日~19日開催




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